ハイアットオンザバンド《上海》

      〔上海外灘茂悦大酒店〕

◆リヴァーヴューキング(ウェストタワー)
【プラン】Explore Package(ルームサービスを含む朝食付、14時までのレイトチェックアウト、英語による半日市内ツアー、ハイアットコム)
【料金】2056.2元(日本円にて約31,278円、クレジット会社のレート1元=15.212円)
【日時】2008年2月

☆シャワーブース…○
☆バスローブ…○
☆ターンダウン…○
☆LAN…料金不明
☆JALマイル…?     

 

 さて、メリディアン上海に宿泊に続いて、ハイアットオンザバンドにお泊りです。いわゆるホテルクルーズというのでしょうか。上海に来た目的のひとつがこのホテルに泊まることでした。上海にはグランドハイアット上海もあり、高層で有名です。当然グランドハイアットも検討したのですが、開業が早いため、AV関係が遅れている?(DVDプレイヤーなどが標準ではない)ことや、料金も高いこともあり、ハイアットオンザバンドにしました。

 ハイアットオンザバンドは二つのタワーから成り立っています。2007年にまず、ウェストタワーが開業し、そのあとに(既に営業している?)エグゼクティヴルームやスイート中心のイーストタワーが開業するらしいです。
 場所は観光客が一般的にバンド(外灘)地区と認識しているところから、多少外れたところにあります。逆に離れているので、バンド地区を眺めることが可能とも言えます。

 アクセス的にはちょっと不便ですね。地下鉄駅から遠いのです。しいていえば地下鉄2号線「南京東路」駅なんですが、手ぶらならともかく、荷物を持っての移動は困難だと思われます。私はメリディアンから直接タクシーで向かいました。比較的新しいホテルなので、タクシー運転手も知りませんでした。上海ナヴィのホテルの住所とか記入されたもののプリントを運転手に見せ探してもらいました。(ハイアットの予約メールは英文なので役に立たず)

 さて、ホテルのエントランスへ。ドアマンはタクシーのドアは開けてくれますが、フロントまで荷物を運ぼうとはしません。客室があるイーストタワーとウェストタワーの間の低層部分に広々としたレセプション、ロビー等があります。吹き抜け構造で非常に広々としています。上だけではなく、フロントの後ろ側より下側のスパフロア?低層ロビーフロア?を眺めることも出来ます。
  
 チェックイン担当は20代後半か30くらいのまじめな感じの中国人青年です。手続きの最後の方に問題が発生しました。実はハイアットコムから予約したプランはエクスプロラープランなうもので、半日の観光プランが付いているのです。なので、何時に出発するのか?と言うことを聞いてきます。私は英語でやり取りするのが不安で日本語を話せる人をお願いと言うことをたどたどしい英語で訴えます。
 それを、私が日本語が話せるガイド、もしくは日本人ガイドを要求したと勘違いしたらしです。フロントを大混乱に陥れたケイシーでした。フロント君は電話であわててどこかに問い合わせをしています。さらに、上司らしい40代くらいの金髪白人上司(女性)に状況を報告しています。

 日本ならお座りになってお待ちくださいとなるところですが、何も言わないので、そばのソファーに自分の判断で座ります。いろんなところに確認を取っているので時間がかかりそうです。
 うーん、当然ガイドを付けるとしたら英語のガイドですよね。まあそれはなんとなく分かっていましたが。朝食付きのプランに日本円で3,4千円追加で14時までのレイトチェックアウトとシティツアーが付いてくるのでだめでもいいかなーと思っていました。
 なので、もういいですよということを言おうと、さっきのフロントの青年のところに向かうと、催促だと思われてあわてて、上司のところに確認に行きます。もういいのに。人はよさそうな青年です。ソファーに戻ります。しばらくして、もうちょっと年配のマネージャー風の男性より日本語によるガイドは無理である旨の説明を受けます。もういいので、部屋に早く行きたいと訴えます。


 意外にもベルガールが部屋まで案内してくれるようです。170cmというより180cmくらいありそうな長身の20代の女性が案内してくれました。部屋に向かいます。今回予約したのはリバーヴューキングです。26階で部屋の広さは40u台前半くらいでした。
 このホテルは川より1ブロック後ろにあるため、低層階だと前の建物に邪魔されて黄浦江が見えません。低層階はハイアットルーム?ゲストルーム等別な名称で、料金も安くして販売されています。

 

黄浦江に流れ込む支流にかかる橋より撮影しました。日光が反射しているのがハイアットのウェストタワーになると思われます。左側にはオフィスビル、前にはホテル?のようなものがあります。
ウェストタワーの内側をエントランス付近より撮影しました。
イーストタワーを内側(おそらく外灘ヴュー)より撮影しました。ウェストタワー、イーストタワーとも内側の外観は平面状になっています。
こちらはイーストタワーの外側です。イーストタワーですと浦東ヴュー、バンド方向とも一部の部屋を除き、眺められるそうです。窓が階段状になっています。
 先端の円状になっている部分がバンドスイートです。スイートですと絶景が期待できそうです。
ハイアットのロゴが…
エントランス、車寄せです。
天井がガラス窓のため非常に広くて明るいロビーです。イーストタワーとウェストタワーをつなぐ空中廊下のようなものがあります。
レセプションです。
レセプションからエントランス方向を撮影しました。
春節(旧正月)飾りなんでしょうか。
レセプションの後ろ側、ワンフロアー下の低層ロビーフロアです。
向こう側も全面窓のため明るいです。
裏の向こうには人工の滝があります。
エレベーターフロア」ですね。
中国風の美術品が飾られています。
エレベーター内の操作パネルです。下側の円形の部分にカードキー(IC)をタッチしませんとエレベーターが動きません。
廊下です。
客室のドアですね。
40uほどのリバーヴューキングです。
キングというほど大きくないダブルサイズのベッドです。
ベッドサイドテーブルには電話、時計、メモ帳、冊子等が置かれています。
ベッドボードはバスルームと素通しになっています。スライドドアで閉じることも出来ます。
窓際にソファーとテーブルがあります。
ウェルカムフルーツです。林檎でした。
窓に向かってライティングデスクがありました。
電話にデスクライトです。
コンセント、アダプター、LANケーブル等があります。
デスクの引き出しには、ホテルの案内と簡単な文房具がありました。
32インチ程度のフラットTVです。
角度を変えることも可能です。
ライティングデスクの脇にDVDプレイヤー、リモコン、iPODドック、マガジンラックがあります。
iPODドックです。説明の通り設定しましたが、音楽を聞くことは出来ませんでした。
窓側からドア方向を撮影しました。
左側がバスルームです。ドアは斜めのレイアウトです。ドアの横にミニバーがあります。
ミニバーです。
瓶入りのお茶が3種類(無料)があります。カモミール茶、プートア茶、ロンジン茶とありました。私はロンジン茶を飲みました。さっぱりしておいしかったです。
中国風のポットにカップです。
木の扉の向こうには電気ポットが…
反対側にはアイスペールが…
タンブラー、オンザロック用グラス、コーヒーカップが各2ヶづつ、それにスナック等です。スナック類は20元から80元でした。
インスタントコーヒー、イングリッシュBF、アールグレイ等がありました。。
ジャックダニエル、シーバスリーガルが50元、コニャック150元、ジン・ウォッカ・ラム等が35元でした。
瓶のハイネケン、青島ビールが30元、エヴィアンが35元と高い?、ソフトドリンク25元、瓶ジュースが45元、でした。
ドアにかけられているのは中国風デザインの「起こさないでください」です。
このようにV字型となっています。先端(黄浦江側)ほど眺めが良いのはインターコン横浜と同じですね。私が利用した部屋は下側のギザギザ状になっている部屋でした。浦東側(TV塔や高層ビル群がある)は全く見えません。で、上側にツインルームを配置していると思われます。
バスルーム側よりベッドボード上を超え、外の風景を…
ターンダウン後のベッドです。

  ※ターンダウンは

・デュペの先をめくり、サイドテーブルにミネラルウォーターとグラスをセットします。
・レースのカーテンを閉じる。
・ゴミ箱の片付け
・ミネラルウォーターの補充をする。
・使用済みタオルの片付け・交換。なぜか、フェイスとバスタオルのみでハンドタオルの交換はしない。でも歯ブラシの補充はあった。そしてバスルームの清掃。
・ティッシュの先を折る。トイレットペーパーは忘れていました。

*使用済みのグラスの片付け・交換は行わない。氷の用意もなかった。作業が終わると黙って出て行きました。。。

 基本的に快適でした。やはり新しいホテルは良いです。部屋は変形5角形となっています。ベッドルームが正方形で、バスルーム、フォワイエ部分が直角三角形になっています。バスルームに面積をとっている分、ベッド周りにあまり広さが感じられませんでした。
 ダブルルームはこのような構造になっていますが、ツインルームはバスルームがオープンスタイルの部屋になっていると思われます。



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